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SimpleEQ

macOS でシステム全体の出力音声を加工するグラフィックイコライザ。 かつてのカーオーディオ(絶滅危惧種w)に搭載されていたものをイメージ。

出力デバイスとの間に割り込んで、システムから出るすべての音(ブラウザ、音楽プレーヤー、通知音など)を加工できる。また、加工と同時にビジュアライザが動く。

スクリーンショット


特徴

  • L/R 2ch 20バンドのグラフィックイコライザ(22〜16kHz)でシステム全体の出力音声を加工
  • 加工した音をそのままリアルタイムでビジュアライズ。各バンドのピークインジケーターを一定時間ホールド表示
  • プリセット5枠:ワンクリックで適用、プリセットボタンの長押しで現在のゲインカーブを上書き保存。タイトルも編集可能
  • プリアンプ:EQ で音を持ち上げた際の音割れ防止用に全帯域を一括で調整。プリセット非連動
  • 出力先デバイスをリアルタイムに選択可能
  • メニューバー常駐。アイコンから EQ ウインドウの表示/非表示を切替
  • 常に最前面表示・起動時の自動表示・ログイン時の自動起動など、細かい挙動を Settings 画面から調整可能

動作環境

  • macOS 26 以降
  • ビルドおよびインストールには Xcode(Command Line Tools のみでは不可)と XcodeGenbrew install xcodegen)が必要
  • 自力ビルド前提のため、App Store 配信や開発者署名は行っておらず、ビルドしたアプリはローカル専用の署名(ad-hoc)のまま

セットアップ

1. アプリ本体のインストール

  • このリポジトリを git clone するか、ZIP でダウンロードして展開する。

  • プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行するとビルドされ、/Applications/SimpleEQ.app にアプリがインストールされる。

    make install
    
  • 既に Command Line Tools が入っている環境では、Xcode を導入しても xcodebuild が Command Line Tools を指したままになりビルドが失敗する。その場合は以下のコマンドで向き先を切り替え、Xcode の初回セットアップ(追加コンポーネントの導入とライセンス同意)を済ませてから make install を実行し直す(管理者権限が必要)。

    sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app
    sudo xcodebuild -runFirstLaunch
    
  • 展開したディレクトリはインストール後に削除してよい。

2. 専用ドライバの導入(初回のみ)

  • システム音声を取り込むための専用ドライバのインストールが必要。未導入の状態でアプリを起動するとインストール確認のダイアログが出現し、ガイドに従ってアプリ内からインストールする(管理者権限が必要)。導入を反映するにはアプリの再起動が必要。
  • Settings 画面の Device セクションからも、導入状況の確認・インストール/更新・アンインストールをいつでも実行可能。

3. 出力デバイスの確認

  • 起動するタイミングで選択されていた出力デバイス(スピーカーやモニターなど)が自動的に選択される。
  • Settings 画面の Device セクションで任意の出力デバイスに固定することもできる。

使い方

  • メニューバーのアイコンをクリックするとメニューが開く。
  • EQ 本体:20本のバーそれぞれが1つの周波数帯に対応
    • バーの発光の高さ:その帯域の再生レベル(ビジュアライザ)
    • バー上の横線:その帯域のゲイン設定。線を掴んでドラッグすると、そのバンドだけを上下に動かして 1dB 刻みでゲインを変えられる。ダブルクリックでフラット(0dB)に戻る。バー本体を直接ドラッグした場合は、線を描くように左右に動かすことで複数バンドをまとめて設定できる。
  • マスターレベルメーター:音声の L/R チャンネルそれぞれのマスターレベルを表示する。Settings から表示/非表示を切り替え可能。
    • 最上段が赤く点灯している間は EQ で持ち上げた音がフルスケールを超えている(=音が割れている)状態のため、バーやプリアンプを下げて点灯しないようにレベルを調整する。
  • プリセット:ワンクリックでそのゲインカーブへ切り替わる。ボタンを長押しすると、今セットされているゲインカーブをそのプリセットボタンへタイトル付きで保存できる。
  • 上部バー
    • ブランド表示の右に、異常時のみ警告チップが表示される。
    • 出力先チップ:実際に音を出すデバイスをその場で選び直すことができる。チップ内のスピーカーアイコンをクリックするとプリアンプの調整パネルが開く。
    • EQ ON/OFF スイッチ:EQ とプリアンプの加工をまとめてバイパスに切り替えることができる。
  • Settings:独立した設定画面が開き、常に最前面表示・自動起動・出力デバイスの既定値・ビジュアライザの見え方などを調整できる。

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Macシステム全体の出力音声を加工するグラフィックイコライザー(20-band イコライザー / グラフィック イコライザ)

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